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ラファエル・ブラーガ国際連帯の夕べの報告

遅くなりましたが、6月2日に開催させていただいたイベント「ラファエル・ブラーガ国際連帯の夕べ」の報告をさせていただきます。

まずはトークから初めまして、ラファエルの2度の逮捕の詳細や分析、その背景について来場いただいた皆様とお話させていただきました。当日の資料は二つあります。

ラファエルの逮捕拘留の詳細と背景

ブラジル、日本。歴史、「デカセギ」、労働、法律。

その後仲間がつくってくれたブラジリアンフードを頂いたり、image2

 

 

音楽をかけながら交流したりもしました。仲間が製作中のラファエルと連帯する音源も一部聴いていただきました。

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当日にいただいたカンパの報告もさせていただきます。

カンパ総額 +17431円

*食材ほか経費
-5000円
*会場を貸していただいたラバンデリアにカンパ
-2431円
差し引いて

+10000円

こちらをラファエルとその家族へのカンパとさせていただきます。ご協力ありがとうございました!

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「ラファエル・ブラーガを解放せよ!国際連帯の夕べ」へのお誘い

以下の通り、イベントを開催しますので、お誘い合わせ、ご友人やお知り合いへのお知らせの程よろしくお願いいたします。

*****************rafael

2013年、ブラジルのリオでジャネイロで不当逮捕された黒人青年に対して、今年4月に11年の実刑判決が出ました。
来る6月2日、新宿にて連帯イベントを行います。

事件の詳細は以下です。
ラファエルは若い黒人男性で、2013 年 6 月までリオ・デ・ジャネイロの中心部の路上でリサイクル用の資源集めをして暮らしていました。いつもは野宿をして、ほんのたまに家族の住むヴィラ・クルゼイロに帰るだけでした。そうして交通費を浮かせていたのです。しかし 6 月 20 日にその生活は一変しました。
その日、バスの運賃値上げに反対する抗議行動が続く中、大規模なデモが行われました。そのデモの最終地点であるラパにて当時25 歳のラファエルはたまに泊まっていた空き家についた際に逮捕されたのです。デモに参加していた訳でもなく、ブリーチ剤と殺菌剤の入ったプラスチック容器を 2 つ持っていただけでした。警察署では、警官らがフタの空いた二つの容器が布と共に置かれていました。
ラファエルは火炎瓶作製に使用する目的で爆発物を所持していた罪で逮捕されたのです。5 年と 2 ヶ月の刑期が言い渡されました。2015年 12 月 1 日、足首に追跡装置をつけられ仮釈放されました。ヴィラ・クルゼイロのカスカチーニャで家族と暮らしていた 2016 年 1 月12 日、お母さんのアドリアーナさんに頼まれ朝食のパンを買いに出ると、警官に呼び止められました。警官らはラファエルが麻薬の売人と関係しているとして、話を聞きたいと言いました。警官らは薬物取引への関わりを認めなければラファエルをレイプすると脅したのです。さらに警官らは 0.6 グラムの大麻と 9.3 グラムのコカイン、そして花火を用意してラファエルの所持品だと主張しました。こうして、1 月よりラファエル・ブラーガは薬物取引、取引関与および取引協力の罪を着せられているわけです。
ラファエルは 2013 年にデモに参加してさえいないのに逮捕され服役しています。黒人で貧乏であるからこそ逮捕されたのです。活動家ではなかったため、支援の動きが少なく、あっという間に裁判から懲役に移りました。服役後も 2013 年や 2014 年に起こった活動家の逮捕の時のような抗議運動の規模に匹敵する動きに発展することはありませんでした。ラファエルは恣意的刑罰と構造的人種差別主義的なブラジルの司法制度の象徴です。直近の逮捕事件がますますこの見方を強めます。軍事化された地域に住み、薬物取引の疑いをかけられたのです。警官がラファエルの荷物に忍ばせた麻薬のセットはファベーラで警察がよく使うものです。
黒人に対する戦争が薬物に対する戦争に偽装され、日々犠牲者を生み出しています。黒人を皆殺しにしながら大量拘禁を維持しているのです。
そして 2017 年4月 20 日、ラファエル・ブラーガに刑期11年の判決が言い渡されました。
この件をどう考えたらいいか、どんな支援ができるか。地球の裏側から考えてみたいと思います。

言葉の壁、現地の社会的・政治的な背景に対する馴染みのなさを超えて手をつなぐためには皆様と経験や知恵を共有する必要があります。
ブラジリアン・フードや音楽も用意します。お誘い合わせの上是非お越し下さい。

【ラファエル・ブラーガを解放せよ!国際連帯の夕べ】
日時:2017年6月2日(金曜日) 19:30 スタート
場所:新宿 カフェ・ラバンデリア(新宿区新宿2丁目12−9 広洋舎ビル)
主催:無罪のラファエル・ブラーガを支援する会(仮)
事件の詳細はこちらをご覧下さい→https://brasilpoderpopular.wordpress.com

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ラファエル・ブラーガの件に対するリオアナ連の声明【日本語訳】

原文(ポルトガル語英語

ラファエル・ブラーガに対する11年の判決を弾劾する

420日、木曜日リオ・デ・ジャネイロ司法裁判所のウェブサイトにて2016年1月12日に起きたラファエルブラーガの2度目の逮捕に対し、麻薬密売の罪で11年の判決が下されたことが発表された。2013年のデモにて消毒剤と漂白剤を所持していた罪で5年の刑期を受刑中、足首のGPS追跡装置による監視下に仮釈放の身で家族と住むファベーラにて逮捕されたのだった。警察官が周辺地域や黒人密集地区で罪をデッチあげるによく使う薬物と花火のセットが、ラファエルの荷物に忍ばされたのだ。

司法による二度目の判決をここに強く弾劾し、ラファエル・ブラーガ、彼の支援グループそしてその家族、とくに母親のアドリアーナさんに連帯の意を示す。我々は2014年より支援グループのキャンペーン作りに微力ながらも協力し、ブラジルの司法制度の作為的な側面を目にしてきた。明らかに白人至上主義な法律に支えられ、構造的に人種差別的でエリート主義な歴史のある司法は黒人を監獄に閉じ込めておくためならどんな穴も覆い隠すのだ。例えばいわゆる麻薬戦争とは白人中産階級の大部分と白人エリートがにとって、ファベーラに軍事警察を投入し、大部分が黒人で貧しい住人の虐殺や投獄を可能にする道具に過ぎない。この時点で、我々はファベーラや黒人のコミュニティのメッセージに注意を払い広めなければならない。「ブラジルを統治するあらゆる政治政党は虐殺の政治を維持してきた」

別の重要なポイントは判例要約70にある「口頭証拠が警察権威およびその構成員に限定されるという事実は判決の信用を傷つけるものではない」という文面だ。つまり、目撃者が警察官だけだったとしても罪に問われる可能性があるということであり、これが周辺地域やファベーラにて警察が証拠をでっち上げることを容易にしている。

我々はアナキストとして、「ラファエル・ブラーガの自由を求めるキャンペーン」および反人種差別と反監獄闘争に対する無条件を支持を表明する。

ブラジルのや世界の他の地域にある反資本主義左翼勢力、政治組織および民衆運動が力を合わせてこのキャンペーンに取り組むことが非常に重要である。

ラファエル・ブラーガを解放せよ!

司法や人種差別的なブルジョアだ!

連帯は言葉だけじゃない!

リオ・デ・ジャネイロアナキスト連盟